こんにちは。アメリカで経済学 Ph.D. 留学中のたなぱんだです。
今日は、ウォール・ストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)をオンラインで解約する方法をご紹介します。
旧ブログで閲覧数が多かった記事の中の1つです
なお、この記事で紹介するやり方を試される際は自己責任で行なってください! 万が一、トラブル等が発生した場合でも当サイトでは責任を負いかねます。
Wall Street Journal はオンラインで解約できない!
Wall Street Journal (以下「WSJ」)はオンラインで解約できません(2023年5月現在)。WSJ の利用規約によると、解約する際には同社のカスタマーサービスへ電話する必要があり、「電話以外での購読キャンセルは受け付けていない」とのこと(規約第4条3項)。
私自身も、大学内で購読を始め、日本にいた頃から持っていた個人アカウントをキャンセルしようと思ったのですが、電話でしか解約できず困りました。
国際電話をかけるには避けたかったので、ひとまずアメリカ国内のカスタマーサービスに電話をかけたのですが、全然繋がりませんでした。
このような解約のしづらさから、「WSJ のサブスクリプションはダークパターンである」と批判する声もあります(「『入会はウェブ、解約は電話のみ』WSJ日本版サブスクに読者不満」(J-CAST News、2021年12月3日))。
- ダークパターン … 主にウェブサイトなどでユーザーを騙すために慎重に作られたユーザインタフェースであり、「”購入ボタン”よりも”定期購入ボタン”の方が目立つ配色や大きさになっている」や「登録は簡単なのに退会が非常に面倒である」など様々な例がある。(Wikipedia 日本語版より)
アメリカ人の同級生に相談したところ、驚きの解決策が!
このことをアメリカ人の同級生に話したところ、
請求先住所(Billing Address)をカリフォルニア州(CA)にしたら、オンラインでキャンセルできるかもよ
という斜め上からの解決方法が…。
え…、なんでカリフォルニア?
カリフォルニア州には、サブスクに関する法律があって、消費者がサブスクをオンラインで解約できるようにしないといけないんだよ。
な、なるほど…。
試してみた
実際に試してみました。
見ず知らずの人の住所を使うのは気が引けたので、カリフォルニアに住んでいる日本人の友人に頼んで住所を使わせてもらうことにしました。
請求先住所をカリフォルニア州内の住所にした上で、WSJマイページのサブスクの管理画面を開き直すと、先ほどまで無かった「Cancel」の文字が!!!!
「Cancel Subscription」をクリックした上で、「本当に辞めますか?」というような引き留めを断っていくと、無事にキャンセル完了!
なんだか、あっけなかった…
住所を使わせてもらった友人に聞いてみたのですが、特段その後で請求書などの郵便物が届くことはなかったそうです。
まとめ
通常オンラインで解約できない WSJ のサブスクは、請求先住所をカリフォルニア州に設定していると、オンラインで解約できるようです。当然ながら推奨されるような使い方ではありませんので、繰り返しになりますが試される場合には自己責任でお願いします!
コメント
コメント一覧 (2件)
この記事のおかげで解約できました!!
ありがとうございます!!
カリフォルニアに住んでいて、電話解約しかできないので購読を迷っていましたが、こちらの記事を拝見して、安心して購読申込をさせていただきました。ありがとうございます!